パニック障害の克服>突然増えたノルアドレナリンって減らせないの？

本来なら増えた『ノルアドレナリン』を抑える働きを持つのが、
『セロトニン』と呼ばれる神経伝達物質なのですが、やはりパニック
障害を引き起こすような時はこちらにも障害が現れるようです。

つまり正常に『セロトニン』が分泌されればおのずと『ノルアドレナリ
ン』も抑えられて興奮状態から脱却出来るのですが、『セロトニン』の
バランスが崩れると『ノルアドレナリン』の調整が利かなくなりパニッ
ク発作を発症してしまいます。
パニック発作に効く薬にはこの『セロトニン』を増やす効果のある物が
多いですが、この薬により『セロトニン』が増えれば必然的に興奮が収
まる訳です。

そもそも『セロトニン』と『ノルアドレナリン』のバランスがなぜ
崩れてしまうのか根本的なところが解明されていないのですが、やはり
一つには我々の周りに増え続けるストレスが少なからず原因になって
いる事だけは確かなようですが・・・