パニック障害の克服>そもそもなぜパニック障害は起きるの？

今回私の場合突然に、何の前触れも無く訪れた『パニック障害』という
厄介な病気ですが、そもそも何が原因で起こるのでしょう？

ストレスが引き金になり神経が不調になるからと言えば簡単ですが、
実際はもっと複雑な要因が絡み合って起きているのだと思います。
この事を突き詰めると非常に難しく書くのも読むのも嫌になりますが、
あふれるネット情報の中から信用出来る情報をピックアップして、
整理してみる事にしましょう。

そもそもパニック障害を起こす原因は実ははっきり解明されていると
は言えない状況なのです。ただ『脳内神経伝達物質』が大きく関与
しているらしい事は解ってきました。そして直接的に症状を起こさせる
物として、数ある神経伝達物質の中の『セロトニン』と『ノルアドレナ
リン』の二種類がクローズアップされています。
健康な時ならこの二つのバランスは取れているのですが、ひとたび
ストレスや非常事態に遭遇した時など一気にノルアドレナリンが増え、
興奮状態に陥ってしまいます。