パニック障害の克服>抗不安薬の副作用について

以前の記事でも紹介しましたが、抗不安薬として、
『ベンゾジアゼピン系抗不安薬』や『ＳＳＲＩ』などがあります。
これらの薬はその性質上、効き目としては比較的穏やかで、また
副作用もそれほど重篤なものは有りませんが、それでも医薬品である
以上からだに何の負担も与えないって事はあり得ません。

一応参考の為に、主だった薬に対する副作用を挙げてみましょう。
商品名コンスタン等の『ベンゾジアゼピン系抗不安薬』関連では、
効き目が早くまた強い為、『眠気』『ふらつき』『集中力の低下』『依存性』
などが挙げられ、自動車の運転等は避けた方が良いと言われています。
これらの不快感は続ける事で慣れてきますが、逆に依存性は続ける程
に強まり４ヶ月を超える長期服用で多くみられる様です。その為急に
服用を止めると離脱症状が現れますので、勝手な中止は厳禁です。

またＳＳＲＩ系では一般的に『服用初期の吐き気』『眠気』『口の渇き』
『めまい』『立ちくらみ』『便秘』等が見られますが、それ以外にこの薬
にも強い離脱症状が現れますので、突然服用をやめるのは非常に危険で
す。なお最近この薬による他への攻撃性の報告も有ります。